2005年02月03日

「終戦のローレライ」を読む

lorelei福井晴敏「終戦のローレライ」の文庫版が出たので購入。「亡国のイージス」までの作品は既に読んだのだが、この作品だけはハードカバー版しかなかったので、文庫化を待っていた。
相変わらずの見事な装丁。レコードのジャケ買いではないが、つい手が伸びてしまう人もいるのではないか。

読み始めてみるが、序盤は専門用語が多く話の背景も掴めず、なかなか読み進めらない。匍匐前進するように、ようやく50ページ読了。
こんな調子だと、福井作品で初めて挫折かと思ったが、その後、1巻中盤辺りでようやくリズムが出てきた。現在、2巻も中盤にさしかかる所。

イージスの延長のお話ではないのだな。ダイスも出なければGUSOHも出ない。なんだ、勘違いしてた。しかし、これまでのダイスシリーズ3作と同じく、生きることに固執しろ、生きることに貪欲であれ、というメッセージが伝わってくる。


この作品、3月に映画として公開されるので、文庫化されるのは当分先かと思っていた。映画が公開されるとハードカバーの原作もある程度売れるからだ。しかし今回は逆の作戦を考えてるのか?今回の1〜2巻に続き、3〜4巻が2月15日発売。明らかに「文庫で出すから封切りまでに原作読んどけ」作戦である。
しかし私の今のペースでは、続きを買っても3月までに読み終えそうにないな・・。

潜水艦物の映画にハズレは無いというが、果たして今回はどうだろうか。映画を観るかどうかは、この原作読み終えてから決めよう。とりあえず、キャストはかなり豪華だ。・・ピエール瀧がいるのが気になるが。

今年は福井作品が続々と映画化される。どちらかというと、この後に控える「亡国のイージス」のほうが期待度は高い。総制作費12億円。自衛隊も50周年ということで全面協力らしい。

ただ一点、仙石先任伍長役が真田広之なのはなんだかなー。もっとガッシリ体型で、熱血漢な人物設定だったはずだ。ぴったりくるのは誰だろう?海外だったら間違いなくブルース・ウィリスなのだが。
あ、でもそれでは本当に護衛艦版ダイ・ハードになってしまうか。
posted by KNIDer at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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